ようこそ、女流雀士専門チャンネルへ!
今日は、女流プロのタイトル戦について書こうと思います。
気づけばタイトル戦の決勝を見逃していたなんてこともありますよね。
女流雀士は誰が出るのか?主催はどの団体なのか?例年いつ頃開催されるのか?など、放送対局を中心にタイトル戦をまとめていこうと思います。
また、現在の王者についても合わせて紹介していきましょう!
女流プロのタイトル戦について
タイトル戦一覧
2025年開催予定の主な女流タイトル戦の一覧は次の通り。
所属団体不問タイトル
- 女流名人戦(2/24決勝)
- プリンセスオブザイヤー(3/2決勝)
- 女流プロ麻雀日本シリーズ(3/30決勝)
- 夕刊フジ杯チーム(4/4決勝)
- 夕刊フジ杯個人(5/9決勝)
- 女流モンド杯(6月頃決勝)
- シンデレラファイト(8月頃決勝)
- プロクイーン(10月頃決勝)
- 麻雀最強戦プロ対局(日程未定)
団体内タイトル
- 桜蕾戦前期(3/28決勝)
- 桜蕾戦後期(10月頃決勝)
- 女流桜花(12月頃決勝)
- 女流雀王(12月頃決勝)
- 女流最高位戦(12月頃決勝)
日付昇順で記載していますが、麻雀最強戦プロ対局は現在スケジュールが公表されておりません。
判明次第追記していきます。
毎年女流枠が2〜4つ用意されますが今年はどうなるんでしょうか。
それも含めて楽しみですね。

タイムライン
- 3/21桜蕾戦
準決勝
- 3/28桜蕾戦
決勝(朝比奈ゆり、瀬戸麻衣、木下遥、長谷川夏音)
- 3/30女流プロ麻雀日本シリーズ
決勝(高宮まり、伊達朱里紗、逢川恵夢、川原舞子)
- 4/3夕刊フジ杯
チーム戦準決勝
- 4/4夕刊フジ杯
チーム戦決勝
所属団体不問タイトル
まずは、団体横断型のタイトルから詳細を見ていきましょう!
女流名人戦

- 主催:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 概要:一般からも出場可能、25年を誇る歴史の長い大会。
- 開催時期:12月〜2月
- 放送媒体:YouTube(最高位戦日本プロ麻雀協会チャンネル)
- 現王者:逢川恵夢(協会)
女流アマ・プロ、オールカマーのタイトル戦です。
今期は2月24日に決勝が開催され、日本プロ麻雀協会の女流リーグで5回目の優勝・永世女流雀王の称号を手にした逢川恵夢さんが、勢いそのままにタイトルを増やす結果となりました。

システム・ルール
- 予選、本戦:4半荘、得点上位勝ち抜け
- 決勝:4半荘
- ルール:最高位戦(アリアリ、オカなし、ウマ10000-30000、裏ドラあり、赤なし)
プリンセスオブザイヤー

- 主催:麻雀スリアロチャンネル
- 概要:最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀連盟、麻将連合-μ-、RMU(5団体)に所属する女流プロが参加するタイトル戦です。
- 開催時期:10月〜翌年3月
- 参加者数:約200人
- 放送媒体:abemaTV
- 現王者:りんのなお(協会)
2025シーズンは3月2日に決勝が開催され、りんのなおさんが7代目王者になりました。

プリンセスオブザイヤーは今回よりシステムが変わり、昨年の10月に開幕、約半年をかけて決勝に至る女流プロの一大タイトルになりました。
また、川上レイさん、鴨舞さんら連盟の雀士も参加、全てのプロ雀士に開かれた大会になり注目度も増しています。
さらに、abemaTVで本戦の全てと予選の一部が放送されるもの嬉しいところ。

システム・ルール
- 予選:2半荘、上位2名勝ち抜けトーナメント
- セミファイナル、ファイナル:3半荘
- ルール:Mリーグ(アリアリ、オカ25000持ち30000返し、順位ポイント50,10,-10,-30、裏ドラ赤あり)
女流プロ麻雀日本シリーズ
- 主催:日本プロ麻雀連盟
- 概要:5団体のタイトルホルダーや、Mリーガーなどトップ選手を招待、春先に行われるリーグ戦。
- 開催時期:2月〜3月
- 参加者:16名
- 放送媒体:YouTube(日本プロ麻雀連盟チャンネル)
- 現王者:岡田紗佳(連盟)

連盟主催の招待選手、推薦選手によるリーグ戦です。
昨年度の各タイトルの王者を集めて、誰が一番強いのか決める大会。
2025年は、3/15と3/19にプレーオフ、3/30に決勝の予定です。

システム・ルール
- 7半荘、上位1名決勝進出、下位3名脱落。
- プレーオフ:1半荘毎に、上位1名決勝進出、下位3名脱落(得点は累積)。
- 決勝:4半荘(得点はリセット)
- ルール:アリアリ、オカ無し、順位点5000-15000、裏ドラあり、赤なし
夕刊フジ杯(産経新聞社杯争奪麻雀女流リーグ)

- 主催:産経新聞社
- 概要:約250人のプロ雀士が参加、一年通して開催する歴史ある女流リーグ
- 開催時期:7月〜翌年5月(チーム戦4/4決勝、個人戦5/9決勝)
- 参加者:約250人
- 放送媒体:ニコ動、YouTube(モンドチャンネル)
- 現王者:川上レイ(連盟)

夕刊フジ杯は夕刊フジの廃刊に伴い、2025年シーズンより産経新聞社杯争奪麻雀女流リーグになりました。
所属団体を問わない女流リーグとしては規模、歴史ともに最大の大会になります。
この大会を制したプロは一躍トッププロの仲間入りを果たすことでしょう。
システム・ルール
- 予選:10半荘以上の消化した選手のうち、上位7名決勝進出、8〜29位でプレーオフ。
- プレーオフ:1半荘毎に勝ち抜け、上位21人になるまで繰り返す(得点は予選からの累積)
- 準々決勝(5/8):オープンリーグ3名を加えて24人で行う。組み合わせは主催指定。3半荘で各卓2名が準決勝へ(得点はリセット)
- 準決勝(5/9):12名3卓で行う。組み合わせは主催指定。1半荘、1位は決勝へ。2位と各卓3位のうちトップと最も得点差の小さいひとりでプレーオフ1半荘、1位が決勝へ。
- 決勝(5/9):2半荘
- ルール:アリアリ、オカ25000持ち30000返し、ウマ10000-20000、裏ドラあり、赤なし

女流モンド杯
- 主催:MONDO TV
- 概要:選抜されたトッププロのみが参加できる、ハイレベルな戦いが繰り広げられます。
- 開催時期:3月25日〜6月
- 参加者:12人
- 放送媒体:MONDO TV
- 現王者:川原舞子(連盟)

女流モンド杯も今年で22回目を迎える歴史あるタイトル。
参加者は12人のトッププロに絞られたプロ中のプロの大会です。
今年は3月25日に開幕、初戦は黒沢咲プロ、木下遥プロ、相川まりえプロ、川上レイプロの登場です!!

システム・ルール
- 予選:6半荘、上位2名決勝進出、2名敗退、3〜10位でプレーオフ。
- プレーオフ:1半荘、上位2名が決勝進出、得点は予選からの累積。
- 決勝:2半荘、得点はリセット。
- ルール:アリアリ、オカ25000持ち30000返し、ウマ10000-20000、裏ドラあり、赤なし
シンデレラファイト

- 主催:麻雀スリアロチャンネル・麻雀ウォッチ共催
- 概要:若手の登竜門。未来の女流プロ麻雀界を担う、人材の発掘・育成を目的とした若手女流プロが参加するトーナメント戦です。
- 開催時期:3月4日〜8月
- 参加資格:5団体の女流、プロ入り7年未満、タイトル経験無し
- 参加者:170名
- 放送媒体:YouTube(麻雀プロ団体LIVEチャンネル)
- 現王者:鴨舞(連盟)

シンデレラファイトは若手雀士の発掘を目的とした歴史の浅い大会で、今年で4回目を迎えます。
ファイナルと予選の一部はYouTubeでライブ配信されるのも嬉しいところ。
麻雀界を担う人材への期待が感じられます。

システム・ルール
- 8名2組で1半荘、両卓の1位が次のステージへ、2位と3位がもう1半荘、上位2名が次のステージへ進む。1半荘の両卓4位と追加半荘の3,4位が脱落するサバイバル方式。シンデレラシステムという。
- 決勝:2半荘。
- ルール:アリアリ、オカ25000持ち30000返し、ウマ10000-20000、裏ドラあり、赤あり
プロクイーン
- 主催:日本プロ麻雀連盟
- 概要:5団体の女流プロによるタイトル戦です。
- 開催時期:7月〜10月
- 参加者:150名(2024)
- 放送媒体:YouTube(日本プロ麻雀連盟チャンネル)
- 現王者:りんのなお(協会)

連盟主催の女流プロによるタイトル戦です。
りんのなおさんや日向藍子さんら連盟以外の優勝者も多い大会です。
りんのなおさんは3回優勝し歴代最多。

システム・ルール
- 予選:得点上位勝ち抜け。
- 準々決勝、準決勝:4半荘、上位2名勝ち抜けトーナメント
- 決勝:昨年の王者を加えた5名、抜け番ありの全12半荘。
- ルール:アリアリ、オカなし、順位点15,5,-5,-15、裏ドラあり、赤なし
麻雀最強戦

- 主催:竹書房
- 概要:5,000人の一般雀士とプロ雀士が参戦する日本で最大規模の麻雀タイトル。例年女流プロ枠として2〜4のサブタイトルが開催される。
- 開催時期:未定
- 放送媒体:abemaTV
- 現王者:小宮悠(女流スター決戦)、木崎ゆう(女神の乱)、松嶋桃(女流タイトルホルダー決戦)
麻雀最強戦は現最強位に各大会優勝者15名を加えて、16名のトーナメントで最強位を決定します。
例年、各大会の15名のうち、2〜4枠は女流プロ枠に設定されています。
最強戦は規模が大きく、各大会も放送対局。
Abema TVで生中継されるのも嬉しいところ。

システム・ルール(各プロ対局の大会)
- 準決勝:8人2半荘、各卓上位2名が決勝へ
- 決勝:2半荘
- ルール:アリアリ、オカ25000持ち30000返し、ウマ10000-30000、裏ドラあり、赤なし

団体内タイトル
続いて、参加者を所属プロに限定した団体内タイトルを見てみましょう!
桜蕾戦
- 主催:日本プロ麻雀連盟
- 概要:日本プロ麻雀連盟に所属する若手女流プロの短期決戦、年二回開催されます。
- 参加資格:29歳以下
- 開催時期:3月(前期)、10〜11月(後期)
- 放送媒体:YouTube(日本プロ麻雀連盟チャンネル)
- 現王者:鴨舞(9期)

2025年前期(9期)の決勝は3月28日です。
システム・ルール
- 予選:5半荘、得点上位勝ち抜け。
- 準々決勝以降:4半荘、上位2名勝ち抜けトーナメント
- 前期ルール:アリアリ、オカなし、順位点15,5,-5,-15、裏ドラあり、赤なし
- 後期ルール:連盟公式(アリアリ、オカなし、沈みウマ、一発・裏ドラ・赤なし)
女流桜花
- 主催:日本プロ麻雀連盟
- 概要:日本プロ麻雀連盟に所属する女流プロのリーグ戦です。
- 開催時期:5月〜12月
- 放送媒体:YouTube(日本プロ麻雀連盟チャンネル)
- 現王者:清水香織(19期)

システム・ルール
- リーグ戦:7半荘、上位8人がプレーオフへ。
- プレーオフ:4半荘、上位3名が決勝へ(得点持ち越し)
- 決勝:プレーオフの3名と前期王者の4名、12半荘
- ルール:連盟公式(アリアリ、オカなし、沈みウマ、一発・裏ドラ・赤なし)

女流雀王
- 主催:日本プロ麻雀協会
- 概要:日本プロ麻雀協会所属の女流プロによるリーグ戦です。総勢100名ほどの女流プロがリーグ登録しており、1年間8節を通して戦う。
- 開催時期:5月〜12月
- 放送媒体:YouTube(麻雀プロ団体LIVEチャンネル)
- 現王者:逢川恵夢(23期)

システム・ルール
- リーグ戦:8半荘、上位4人が決勝へ。
- 決勝:上位4名と前期王者の5名で10半荘し5位は脱落、残り4名で5半荘
- ルール:協会公式(アリアリ、オカ25000持ち30000返し、順位ポイント50,10,-10,-30、裏ドラあり、赤なし)

女流最高位戦
- 主催:最高位戦日本プロ麻雀協会
- 概要:最高位戦所属の女流リーグ、1年間8節を通して戦います。
- 開催時期:3月6日〜12月
- 放送媒体:YouTube(最高位戦日本プロ麻雀協会チャンネル)
- 現王者:瑞原明那(24期)
システム・ルール
- リーグ戦:8半荘
- プレーオフ1:Aリーグ4,5位とBリーグ1,2位、Cリーグ1位の5名で全6半荘を行い上位2人がプレーオフ2へ。
- プレーオフ2:Aリーグ2,3位とプレーオフ1の上位2名、計4名で4半荘、上位2名が決勝へ。
- 決勝:プレーオフ2の2名と、Aリーグ1位、前期王者の4名で8半荘
- ルール:最高位戦(アリアリ、オカなし、ウマ10000-30000、裏ドラあり、赤なし)
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