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2026年6月、グラビアと女優で知られる佐野ひなこが、MリーグのU-NEXT Pirates主催のチーム企画「パイレーツトレジャーハント 2026」の出場選手として名を連ねました。
U-NEXT Pirates所属選手が各3名のプロを指名してチームを組み、公式YouTubeで配信されるこの大会に、6月9日のチーム戦予選から本格派の雀士として参戦しています。
そう、彼女は趣味で打つレベルをとうに越えた、最高位戦のプロ雀士です。
そして、その入口が一本の作品だったことはあまり知られていません。
佐野ひなこは本当にプロ雀士?最高位戦合格までの道のり
グラビア・女優の佐野ひなこが「実はプロ雀士」と話題になった理由
佐野ひなこは1994年生まれ、ホリプロ所属のタレント・女優です。
グラビアやバラエティで見てきた人が多いため、麻雀プロの肩書きを知ると「雀士だったの知らなかった」という反応がいまも絶えません。
本人もインタビューで「実は最高位戦のプロ雀士です」と切り出すところから話を始めており、世間とのギャップ自体が話題になっている状態です。
趣味で麻雀をたしなむ芸能人は少なくありませんが、彼女はプロ団体の試験に合格して資格を取り、公式リーグで成績を残す側に回りました。
麻雀の入口は実写『咲-Saki-』の久保貴子役だった
佐野ひなこが本格的に麻雀へ踏み込むきっかけは、実写ドラマ・映画『咲-Saki-』への出演でした。
彼女が演じたのは、風越女子の麻雀部を率いるスパルタコーチ・久保貴子という役どころです。
作品は2016年12月放送のドラマと、続く2017年の映画として展開されました。
本人は「そのドラマへの熱がきっかけで、麻雀の細かいルールを必死に勉強して覚えていきました」と振り返っています。
役作りのために覚えたルールが、その後ずっと残る趣味になり、最終的にはプロ資格へとつながっていきました。
2024年1月、最高位戦のプロテストに合格
佐野ひなこは2024年1月、最高位戦日本プロ麻雀協会の第49期前期で女流合格を果たしました。
本人は同年2月24日にYouTubeで合格を報告し、麻雀プロになったことをファンに伝えています。
最高位戦は、プロ団体のなかでも最も歴史の古い団体だと本人も説明しています。
女優・グラビアの仕事を続けながら試験勉強を重ね、合格にこぎ着けた形です。
女流合格から正規合格へ——本部リーグに立つまで
最高位戦の合格には区分があり、研修を経る段階、女流合格、正規合格と分かれています。
佐野ひなこはまず2024年1月に女流合格を取得し、その後さらに正規合格を取りに行きました。
2024年9月11日に公開された密着動画で、本人は「実はこないだまで“女流合格しました”って言ってたんですけど、ついにこないだ正規合格をいたしまして、最高位戦のリーグ戦についに出れることになりました」と語っています。
正規合格を取って初めて本部のリーグ戦に出場できるため、彼女はこの段階を踏んで男女混合の本部リーグで対局することになりました。
この3区分は合格ラインに差があり、正規合格は女流合格よりも通過の基準が高い、より難関の区分です。
佐野ひなこは女流合格でプロ入りしたうえで、その難関の正規合格まで自分の意思で取りに行き、男女混合の本部リーグという新たな舞台に立ちました。
なぜプロになった?本人が語ったきっかけと麻雀観
「真剣なプロの友達が増え、自分も勉強したくなった」
プロを目指した直接の理由を、佐野ひなこはインタビューで具体的に語っています。
「周りに真剣なプロの友達が増えていったときに、みんなこうやって勉強しているんだ!と深いところを知るうちに、自分も勉強していきたいという気持ちが抑えられなくなって」という言葉です。
趣味として打つだけでは届かない領域があると知り、その手前で止まれなくなったという経緯です。
凝り性・探究心という性格と競技そのものの面白さ
本人は自分を「ハマるものに対して、すごく凝り性」で「探究心が強い」性格だと分析しています。
麻雀については「競技性そのものが、とにかく面白かった」と語っており、勝ち負けの奥にあるルールや読み合いに惹かれたことがうかがえます。
ゲーム全般を好む理由も「ルール」にあると別のインタビューで話しており、構造を突き詰めたくなる気質が麻雀とかみ合った形です。
趣味の枠を超えて「資格」を取りに行った理由
多くの人は麻雀を趣味のまま楽しみますが、佐野ひなこはそこからプロ試験という線を越えました。
友人たちが当たり前のように深く勉強している環境に身を置いたことで、自分も同じ土俵で学びたいという気持ちが現実の行動になりました。
役作りで覚えたルールが探究心に火をつけ、最終的に資格取得へとつながった、という一本の流れがここにあります。
段位・所属・D2リーグの成績(雀士としての現在地)
所属は最高位戦 本部・D2リーグ
佐野ひなこの所属は、最高位戦日本プロ麻雀協会の本部、D2リーグです。
入会期は第49期前期で、女流枠ではなく男女混合の一般リーグで戦っています。
女流リーグには参戦せず、本部リーグ一本で成績を積み上げている点が彼女の現在地です。
D3デビューから昇級、D2定着までの戦歴
本部リーグでのデビューは、密着動画が公開された2024年9月11日が初日でした。
最下層のD3リーグからスタートし、第49期後期は▲308.6でいったん苦戦を経験しています。
しかし第50期前期にはプラス201.2の成績でD3からD2へ昇級しました。
続く第50期後期も▲51.3で残留を決め、D2の舞台に定着しています。
現在は第51期のD2リーグを戦っている最中で、序盤の苦戦から一段上のリーグへ自力で上がってきた歩みが公式記録に残っています。
出演した麻雀番組・大会
佐野ひなこはプロ合格後、麻雀番組への出演でも露出を増やしています。
競技志向の対局番組に出る機会が増え、雀士としての顔がメディアでも知られるようになりました。
女優・グラビアの仕事と並行しながら、麻雀の現場に立ち続けている点が、肩書きだけのプロではないことを示しています。
まとめ:佐野ひなこは麻雀に本気で打ち込む現役プロ雀士
佐野ひなこは、実写『咲-Saki-』の役作りで覚えた麻雀を趣味にとどめず、2024年に最高位戦のプロ資格まで取った現役の雀士です。
女流合格でプロ入りし、さらに正規合格を取って本部リーグの舞台に上がりました。
本部ではD3デビュー直後こそ苦戦したものの、翌期にはD2へ昇級し、その後も残留を続けています。
「真剣なプロの友達が増えて自分も勉強したくなった」という本人の言葉どおり、趣味の延長ではなく勝負の世界に正面から踏み込んだ歩みが、彼女の現在地を作っています。


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